田舎モンがベンチャーで働く。

都内ベンチャー勤務予定の広島の学生が学んだ事を書きます。

ベンチャーキャピタルの役割

Qさあ、今日なに投稿するの?

 

ベンチャーキャピタルの役割について考えてみたいです。

 

Q事実に基づいた情報とかは、更新しないの?

 

今後やりたい!

と思ってますが、自分が働きたいベンチャーキャピタルの役割を明確にして、それに伴って情報収集をした方が、自分のためになると思ってます。

 

Qじゃあ、角田大河が思うベンチャーキャピタルの役割って何?

 

スタートアップが生まれやすく、成功しやすい環境を構築する事によって、世の中に新しい価値あるモノが生まれやすい環境へと導く事だと思います。

 

Qなぜスタートアップである必要があるの?

 

スタートアップが世の中に新しい価値を見出す可能性があると思ったからです。それを説明するには、スタートアップの特徴を抑える必要があります。

 

まず、スタートアップの特徴は、「急成長」という一言が味噌だと思います。 知識が全くないにも関わらず持論を展開したいと思います。笑。ビジネスには、need型とwant型とがあると思います。

 

need型では、前提として課題が存在しており、それを解決する方法を提供する事によってビジネスが成立します。その時の顧客における課題解決のneed(必要性)が購買意欲となるため、need型とします。この場合のスタートアップにおけるポイントは、①着目する課題がこれまで誰も目につけていない事②着目した課題解決の手段がこれまで誰も提案していない事。つまり、そのビジネスのアイデアを誰も思いついた事がないという事です。既存するアイデアでは、他企業との競争がスタートアップの障害となります。そのため、need型においては、この2つのポイントがスタートアップのポイントになると考えます。

 

want型では、課題というモノが存在せずに、そのビジネスによって生まれるプロダクトを提供する事によってビジネスが成立します。その時の顧客におけるwant(欲しい)という気持ちが購買意欲となるため、want型とします。事例としてあげるなら、旅行業やゲームなどです。この場合のスタートアップにおけるポイントは、これまでになかったプロダクトを生む事です。今後期待されるのは、VRやARやAIなどの技術革新による新しいプロダクトや、既存のプロダクトにどうアレンジを加える事ができるかという事がwant型のスタートアップのポイントになると思います。

 

このneed型、want型それぞれのポイントに基づいたビジネス、つまり、①これまで着目されていなかった課題にアプローチしたビジネス②これまで誰も提案していない解決策の提案によるビジネス③技術革新によるプロダクト。この3つのタイプのビジネスにより、スタートアップは成立すると考えると同時に、これらこそが、今後の世の中に新しい価値あるモノを生産できると考えるからです。私の中では、スタートアップだから、価値あるモノが生まれるというより、今後、価値あるモノを生むビジネスこそが、スタートアップとして、成立すると考えています。

 

Qスタートアップを生まれやすくするって、どういう事?

ベンチャーキャピタルは、見込みのあるスタートアップを選択します。しかし、選択において、選択肢の充実は、より良い選択を行う上での一つの条件です。つまり、スタートアップの数量を増やす事によって、より良いスタートアップの選択ができる可能性が高まるという事です。イベントなどを開催し、スタートアップの魅力や方法を潜在的起業家に拡散し、スタートアップの生産を促進します。

 

Qスタートアップを成功しやすくするって、どういう事?

ベンチャーキャピタルは、投資先の価値向上を図ります。成功させるために、投資家と起業家の関係性がポイントとなります。起業家は、十人十色なので、一概に関係性を固定化する必要はないと思います。例えば、ハードワークしすぎる起業家には、たまにの休息を促し、事業の発展において、致命的なミスを犯しそうな起業家には、それの解決策を複数提案し、選択させます。事業のみに注意するのではなく、その事業を生み出し、拡大させる起業家自身の成長も念頭に置く事により、結果的に、事業の成功性やスピードも上がります。加えて、その起業家との立場も、投資家が高圧的になりすぎては、起業家の可能性を潰してしまう事もあり得ます。常に、対等な関係性を意識し、意見の交換が相互的である状態を維持します。つまり、それぞれの起業家の特性を見極め、起業家の成長も念頭に置きながら、事業の拡大を対等な立場でサポートする必要があると思います。そして、1つでも多くのスタートアップが立ち上げられるように、管理できる範囲内で最大数のファンドを設立する事もアプローチの1つです。

 

Qじゃあ、最後にまとめて。

今回は、ベンチャーキャピタルの目的を頭の中で整理しながら、文章を論述しました。ベンチャーキャピタルが投資するスタートアップ自体がこれから社会に、どんな方法で新しい価値を見出す事ができるのか。そして、そのスタートアップに対して、投資のみではなく、ベンチャーキャピタルが様々なアプローチを行う必要がある事をまとめました。今後は、どんな起業家にアプローチすべきなのかという事も言及したいと思います。これらの大きな軸に基づいて関係する情報を今後、調査し、まとめていきたいと思います。